M6のフィルムには映らない冒険02 LEICA M6 trouble shooting
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M6で映すまでの冒険01 LEICA M6 Pre-shootingそんなわけで無事にフィルム装填できたLEICA M6とCONTAX T2を持って今日は涼しくて快適な野外で友達と楽しくパシャパシャ撮っていました
そして無事に初めての1本を撮りきり、フィルムを巻き戻そうとして間違えて反対側に回してしまって、フィルムがパトローネ(フィルムが入っている筒)から外れてしまったんですね💦
それで焦ってフィルムがカメラに入ったまま現像所に持っていったら、フィルムが絡まっているので分解できるところでないと取り出せないから分解できるライカの修理センターなどに持っていった方がいいと。
そして取り出せたとしてもフィルムは蓋を開けてもう感光しているので現像してもほとんど映っていないだろうと。😰
しかし幸いにもCONTAX T2でほぼ同じように撮っていてバックアップできていて本当に良かったです。
現像所から出てなんとかフィルムを自力で取り出してみたら、取り出せたのですが、謎のスプリングが飛び出してきたんです。
それはフィルムから出てきたものなのかなと思って、フィルムキャップに感光したフィルムとスプリングをしまって、
新しいフィルムを装填してみたら無事に装填できて、問題なく撮影できたのですが、今度はカウンターが動かなくなって。
やっぱりライカに持っていった方がいいのかなあと検索していたら、ライカに持っていくと見積もりだけで数千円、場合によっては修理に数十万、ドイツ往復に何ヶ月ってことらしく驚愕😰
(実際にライカに赴いたわけではないので本当のところはいずれ行って確認しようと思います)
なんとか修理してくれそうな民間のところを探して電話して事情を説明したら、うちで出来るかもしれないというところがあり、往復1時間半かけて赴いたところ、スプリングはスプールについていたものらしくなくても作動はするし取り付けは簡単だと取り付けてくださり、カウンターも調整してくださり、を5分くらいでやってくださって完治して3,000円でした。神😭
それでその方がM6は露出計がついていて修理が大変なので基本もううちではやっていないし、ライカでもいまやっているかわからないから確認した方がいいということや、
完治したにしてもフィルムを装填するとシャッターが重かったりだいぶ長くメンテナンスをしていないようなのでどこかでメンテナンスもした方がいいとか、CONTAX T2もメンテナンスをした方がいいとか、
シャッターが切れなくなったときに無理矢理切ろうとするとここが壊れてお金が余計にかかることになるから切らないまま修理に出した方がいいなど
取説には書いていないことを神目線でいろいろ教えてくださり、私が間違えて反対に回して1本目を感光させてしまったことで、現行ではない一眼レフフィルムカメラを取り扱うときのリスクヘッジやトラブルシューティングの基本的な知識を得ることができ大変勉強になりました
感謝
前回はオールマニュアルフィルム一眼レフの撮影や操作の難しさを知り、今回は取り扱いの難しさを知り、結局まだ2本目の半分くらいしか撮影できていないし、まだ1本も現像できてないやん!
こんなに難しくてお前はまだフィルム一眼レフが撮りたいのか?はい。
というわけでM6を映す冒険、はじまりの入り口で立ち往生しましたが、フィルムには映らない今日の冒険も楽しかったです。